歌手・俳優
木村拓哉
きむら・たくや
1972年生
ルーティン
自炊派
自然食
長年続けている酵素玄米や納豆などをよく食べる。また木村家の食事のルールとして夕食は早めに食べている。運動は筋トレの習慣、入浴は熱々のお風呂に入る。
(酵素玄米を)15年ぐらい続けてますね、好きで。白米って外でしか食べないです。
家事ヤロウ!!!
SMAPの元メンバーで“キムタク”こと俳優・ 歌手の木村拓哉さんは、食生活においてこだわりが見られる。たとえば、長年習慣にしている食材に、酵素玄米と納豆がある。十年以上続けている食習慣で、酵素玄米を始めてからは、体調がよく、風邪なども引かなくなったと過去に語っている。自宅で食事をすることが多く、家では基本玄米のようだ。以前番組では、酵素玄米の作り方についても話している。「①ボウルに玄米3合と黒豆20g、小豆20gと水を入れて洗う。軽く混ぜ合わせ、6時間浸水。② 先の①を水で軽く洗ったあと炊飯器に入れ、3合の目盛りより気持ち多く水を入れる。③炊飯したら「保温」モードで2~3日放置。3日後くらいが食べ頃とのこと」(参照 : Sirbee)。
他に、調味料としては、白砂糖を使っていないことも公言している。白砂糖の代わりに、甘味ではオリゴ糖やはちみつ、アガベシロップを使っているようだ。木村さん自身が料理をするということもあり、無添加のものを愛用したり、IHではなくガスコンロを好むといった話もある。
また、食生活については妻の工藤静香さんの影響も大きいようだ。工藤さんはインタビューのなかで、子供の肌や健康のためにも、不必要なものが入っていることも多い市販のものではなく、手作り料理が増えていると語っている。美肌におすすめのものとして甘酒や酵素シロップを挙げ、冷蔵庫には手作りキムチと納豆が常備されるなど発酵食品を大事にしている。油も避けることはなく、ココナッツオイルや亜麻仁油、オリーブオイルなどの良質なオイルを使うようにしている。朝食に関しては、たとえバナナやヨーグルトといった軽いものでも必ず食べるようにしているようだ。
木村家の食事のルールにおいては、夜ご飯が相当早いという特徴もあり、夕食は15時だと言われている。仕事もあるだろうからいつもそうかはわからないが、「夜は早めに食べる」というのも美容法や健康法の一環と言えるかもしれない。
ちなみに、木村さんが実践する運動としては、丁寧なストレッチや、バランスボールを使ったトレーニング、自重の筋トレなどを二日に一回ほどのペースで行なっている。お風呂については、44℃という熱さに結構がっつりと入って汗をかくという入浴スタイルだという。
俳優
天海祐希
あまみ・ゆうき
1967年生
少食・一日一食
ルーティン
自炊派
発酵玄米、味噌汁やぬか漬けなど和食が基本。仕事に集中したいときなどは腹七分にする。ストレッチや入浴も時間をかける。
悩み続けるより、どうやって解決するかを考えて、楽しい気持ちで時間を過ごしたほうがいい。
大人のおしゃれ手帖
宝塚出身の女優で、「理想の上司」ランキングで1位にも選ばれている女優の天海祐希さん。天海さんは、50歳くらいの頃から食生活に発酵食品を取り入れるなど、自分でも健康について色々と調べるようになったという。普段の食事は、一日三食で、発酵玄米や味噌汁、糠漬けなど、基本和食。「ストレッチは毎日していますが、自分を整えるもののベースは食事」「普段の食事は、ご飯、おみそ汁、お漬物に、焼き魚や納豆、季節の野菜を加えた和食が基本。手の込んだものは外でいただくので、家では簡単なものばかりです」と語っている。
また、仕事に集中しているあいだは、満腹だと頭がまわらなくなって台詞も言いづらくなることから「腹七分」を心がけているという。とは言え、健康的な食生活ばかりでも味気ないことから、休みの日には焼肉のように脂っこいものを食べるなど、自分のなかの食べたいという欲求に応じることもあるものの、その翌日はサラダや納豆にしたりとバランスを考えた食事を取るそうだ。
食事以外の体のケアとしては、湯船にゆっくり浸かったり、日々のストレッチは欠かさないルーティンになっている。運動は、休みの日にジムに通っているようで、体をほぐし、運動することで、肩こりや腰痛もないという。また、睡眠も大事にしているそうで、日付が変わる前に眠り、7時間半程度は確保するようにしている。
年齢を重ねることについてもネガティブな感情はなく、先輩女優のなかにどんな年齢でもイキイキと格好いい人たちがいるからこそ、その年齢を楽しむことはできると、天海さんは考え、美容法も、特に目立ったことは何もしていないようだ。普段の食事やストレッチ、運動、入浴などの習慣のほか、そういった無理やり抗おうとしない自然体な姿勢も、健康面や美容面において大きいのかもしれない。人生は思っているよりも短い。「悩み続けるより、どうやって解決するかを考えて、楽しい気持ちで時間を過ごしたほうがいい」と天海さんはインタビューで語っている。
新たに自分のものを買うことは少なくなり、今持っているものを使いこなすことを考えるようになったという天海さん。そのぶん、旬のものを食べに行ったり、誰かとの楽しい時間にお金を費やすことが増えたようだ。
テニス
ノバク・ジョコビッチ
Novak Djokovic
1987年生
ルーティン
自然食
グルテンフリー
試合中に体調不良に悩まされることもあった頃、小麦などのグルテンと乳製品を断つ食事へ切り替え、翌年、世界ランキング1位に。
突然、Xファクター(未知の要因)が現れ、食事が変わり、自分の体が本来のパフォーマンスを発揮できるようになった。
olympics.com
世界的なテニスプレイヤーで、小麦を抜いた食事法である「グルテンフリー」を取り入れ、成果を出したスポーツ選手としても知られるノバク・ジョコビッチ。食生活を変える2010年までは試合中に倒れることもあるなど、体調面の不安を抱えていた。しかし、セルビア人栄養士のチェトイェビッチと出会い、グルテンと乳製品の過敏症と言われる。
両親がピザ屋でもあったジョコビッチにとって抵抗感のある選択だったものの、ひとまず2週間だけ厳格なグルテンフリーの食生活に切り替えてみた。実際に体験した結果、体が軽くなり、朝の目覚めもよくなるなど、体調への効果や変化が見られたことから、ジョコビッチはグルテンフリー生活を本格的に取り入れていった。
パスタ、チーズ、パンを食事から取り除きたいと思う人はあまりいないだろう。家族がピザ屋を経営していたジョコビッチの場合はなおさらだ。しかし彼は2週間、厳格なグルテンフリーの食生活を実践した。その効果はてきめんだった。
睡眠の質が高まり、エネルギーにあふれ、体が軽く感じられた。2週間後、再びベーグルに舌鼓を打ったジョコビッチだったが、疲労と体調不良を感じた。これにより彼のグルテンフリー生活は本格化した。
食事の改善によって、自身がもともと持っていた実力をいかんなく発揮できるようになったのか、翌年には、全豪・ウィンブルドン・全米を制し、世界ランキング1位になった。「突然、Xファクター(未知の要因)が現れ、食事が変わり、自分の体が本来のパフォーマンスを発揮できるようになった」とジョコビッチは語っている。グルテンフリー以外で、普段の食事としてジョコビッチが主に食べているものは、野菜、豆類、白身肉、魚、果物、ナッツ類、種実類、ひよこ豆、レンズ豆、ヘルシーなオイルだという。
食事のメニューとしては、まず朝は解毒のために、レモンを絞ったグラス一杯の温水を飲む。あるいは、スプーン二杯のはちみつを口にふくむとも言われている。その後は、ナッツや果物のボウルと、グリーンスムージー。加えて、ときには、グルテンフリーのパンかクラッカーにアボガドやマグロを挟んだものをおやつとして食べることもある。昼はサラダに、グルテンフリーのパスタ。夕食は、「アボカドと自家製ドレッシングのミックスサラダ、人参と生姜のスープ、鶏の丸ごとレモンロースト」などのメニューが例として報じられている。
ただ、肉に関しては、現在は基本的に食べていないのではないかとも言われ、ヴィーガンやベジタリアンだという声もあれば、あくまで植物性のものが中心というスタイルの「プラントベース」だとの指摘もある。
試合中に食べるものとしては、食後の血糖値上昇が低く、エネルギー補給として優れているドライフルーツの「デーツ」をジョコビッチは挙げている。
食事の内容だけでなく、食べ方も大事にし、食事中にテレビやメールを見ながらのいわゆる「ながら」では食べない。ちゃんと食に集中し、よく噛んで食べる。また、感謝して大切に食べるように、食前の祈りを欠かさないという。食材も、オーガニック食品など自然食を選ぶ。食事や健康における一つ一つの選択や態度を大切にしている。
瞑想、ヨガ、太極拳なども日課にしている。朝、20分ほどヨガや太極拳を行う。これは単に柔軟性というだけでなく、呼吸法なども意識しながら、心身のケアのために行なっているようだ。睡眠時間についてもしっかり確保し、一日7〜8時間を取っているという。
女優
小雪
こゆき
1976年生
自炊派
自然食
発酵食
子供の頃から玄米や自然食で育ち、現在も、玄米や発酵食は欠かさない。また、日々の家事が運動になっている、と語る。
美容は常に健康と隣り合わせであることを実感しています。
美的GRAND
女優の小雪さんは、家族の健康を気遣っていた母親のおかげで、食生活は、玄米食や味噌汁であったり、白砂糖ではなく黒砂糖を使ったりと、自然食の環境で育った。そのため、自ずと素材の味や粗食の大切さに対する感覚も身についていったようだ。
同じく俳優の松山ケンイチさんと結婚し、子育てをしていくなかでも、そういった食事を大切にするという感覚は残り、料理は基本的に手作りで、発酵食は必ず摂り、塩や麹、味噌などのシンプルな調味料を使用。新鮮な季節の野菜は皮や種ごといただくという。自分たちで農業も行っているので、自家製の野菜も使う。また、植物性と動物性両方のたんぱく質をバランスよく取り入れる。
発酵食については、NHK Eテレで『小雪と発酵おばあちゃん』という各地で発酵食づくりの達人の発酵おばあちゃんを訪ね、未来に残したい郷土食を教わるという番組に出演。番組は書籍化もしている。発酵おばあちゃんとの交流のなかで、郷土料理に根付く知恵や生活の工夫、住まいなど幅広く文化を体験できたようだ。
美容法としても、肌への表面的なお手入れだけでなく、体内へのアプローチや環境などを大事にする。小雪さんは、「そもそも肌は内臓の鏡。お手入れはしっかりしますが、ただ表面からケアするだけでは十分ではないと思います。先ほどお話ししたような食べものはもちろん、きれいな空気や水などの外的要因もとても大事」と言い、また、普段から冷えや肌荒れといった体の声に耳を傾け、違和感を察知しながら、生活習慣を省みるようにしている。美容と健康の結びつきについて、小雪さんは、次のように語っている。「美容は常に健康と隣り合わせであることを実感しています」。
モデル
ローラ
ろーら
1990年生
自然食
菜食寄り
発酵食
発酵食など和食が中心の食生活。無農薬の米作りなども行いながら、自然の大切さや日本文化についての発信も続ける。
ずっとお仕事をする生活だったのですが、今はもっと〈運動して体を見つめてあげよう〉〈食に時間をかけよう〉と思うことが増えました。
ハフポスト
モデルで、日本人の母とバングラデシュ人の父を持つローラさん。若い頃からのモデルやテレビの仕事で疲弊し、心がすり減ってしまったローラさんは、一時アメリカに移住。その時期、それまで以上に運動や食事など健康を意識するようになったと語る。「ロサンゼルスでは、仕事の前後に運動をする人が多いんです。私は日本にいた頃、ずっとお仕事をする生活だったのですが、今はもっと〈運動して体を見つめてあげよう〉〈食に時間をかけよう〉と思うことが増えました。」
また、断捨離なども進めるうちに、自分が本当に好きなものが見えてきたり、自身のルーツについても深く考えるようになったという。日本に帰国後、母方のルーツである新潟で、無農薬の米づくりや雑穀栽培など農業を行う。自然豊かな環境で、昔ながらの裸足での田植え姿も話題になっている。
食生活については、過去のインタビューによれば、一日三食にはこだわらず、お腹が空いていないときには食べないで、腹七分を心がけ、二食だったり、一食半だったりと、体の声に耳を傾けた量にしているようだ。この食生活に変えてから、眠気や集中力が出ないということがなくなったという。
小腹が空いたときは、アーモンドやダークチョコレート、トランス脂肪酸が入っていないおやつなどを食べる。もともとは植物性のものが中心で、魚料理も少しだけ食べる。たとえば、ある日の食事のメニューは、玄米、魚の煮付け、味噌汁、冷ややっこなど。いわゆるヴィーガンではなく、魚介類も取り入れた「ペスカタリアン」だった。
ただ、数年間の肉を食べない生活を送ったローラさんは、その後、肉を絶対に食べないという考えからは少し離れ、育て方や環境に配慮された畜産のものを感謝していただくという形に変えたという。そして、「食べるのならば自分で行い、命のありがたみや責任を感じたい」と、実際に鶏の解体なども行っている。また、味噌や塩麹など、発酵食品も手作りし、趣のある木造の発酵食を保管する「発酵ルーム」もある。その他、茶道も始めるなど、SNSなどを通じ、自然の大切さや日本文化、食料自給率の問題の発信を行っている。
俳優
斎藤工
さいとう・たくみ
1981年生
自炊派
自然食
グルテンフリー
玄米や納豆、糠漬け、手作り味噌の味噌汁など、腸内環境を意識した発酵食中心の食生活。
時間を重ねることは本当に良くないことなのか、疑問を抱き続けるなかで出合ったのが発酵でした。
東京カレンダー
数々の作品に出演し、監督業も行っている俳優の斎藤工さんは、子供の頃から感性を重んじたシュタイナー教育の環境で育ち、食事もマクロビだったこともあり、自然や食へ興味を抱く土台はできていたようだ。
さらにコロナの時期を経て、菌やウイルスについて調べていくなかで発酵や腸内環境への意識が深まっていった。「発酵には時間が絶対に必要です。日本は年齢を重ねることをネガティブに捉えがちじゃないですか。時間という概念に追われ、焦るか否かは分かれ道だなと10代から思っていました。時間を重ねることは本当に良くないことなのか、疑問を抱き続けるなかで出合ったのが発酵でした。まさに理想のあり方で、食を改めて見直そうと思いました」と斎藤さんは語っている。斎藤さんが出演したNHKの『スイッチインタビュー』では、発酵の専門家である小倉ヒラクさんとも対談を行っている。
腸内環境を考えた食生活にしていった斎藤さんは、小麦食品などを抜いたグルテンフリーを取り入れたり、玄米など未精製の食品や、糠漬け、無塩の鯖缶、納豆、豆腐、自家製の味噌、果物とてんさい糖と酵母菌ジュースで作った自家製の酵素シロップなど、発酵食を中心とした食生活を送っている。「現場食」のときには一日一食の少食で、普段は、玄米食や、手前味噌でつくったきのこと野菜の味噌汁など、一日につき二食半くらいのようだ。
こういった腸を中心とした食生活によって、花粉症も改善し、加えて、メンタルなど内面の変化も実感したと語っている。ただし、常にストイックに食事を律しているわけではなく、現場では周囲に合わせることもあれば、二週間に一日はチートデイを設けるなど、無理のない範囲で実践しているようだ。
俳優
反町隆史
そりまち・たかし
1973年生
ルーティン
自炊派
自然食
食材はできるだけ自然のままのものを選ぶ。早寝早起きのルーティンや、ピラティスなど運動でしなやかな体づくりも。
毎日カラダの中に入れるものなので、できるだけ自然のままのもの、カラダが喜びそうなものを摂取するように心がけています。
OCEANS
ドラマ『GTO』の鬼塚役としてもお馴染みの俳優・反町隆史さんは、健康に対し、若い頃はそれほど取り組んできたわけではなかったが、年齢を重ねてから考えるようになったという。
大事にしているのは、食事と運動、睡眠という基本的な生活。普段の食生活について、朝にグリーンスムージーをつくったり、野菜中心を意識しているという。また、過去に雑誌で、「毎日カラダの中に入れるものなので、できるだけ自然のままのもの、カラダが喜びそうなものを摂取するように心がけています」と語っている。ただ、常にストイックに禁じているわけでもなく、たまには、体に悪いとわかってはいても好きなものを好きなだけ食べたいと思うときもあり、そういうときは無理やり我慢せず、食べたあとに運動をし、消費するようにしているそうだ。
運動は、自分自身の体の特性を学びながら、どこを鍛えればより自分の体のためになるか、ということを考えてトレーニングを重ねているという。そのため、ムキムキの筋肉ではなく、自分の弱点を強化したり、俳優としてのしなやかさを身につけることを目的としている。そういったトレーニングの一環として、ピラティスを続けている。週に1、2回のピラティス以外にも、ジムやキックボクシング、ゴルフなど、「週5で運動」をしている。
反町さんは睡眠も重視している。「どんなに忙しくても一日の生活のリズムを崩さずに、睡眠時間は7〜8時間は確保して、不規則に過ごさないように心がけています」と反町さんは話す。撮影中など、体よりも脳の疲労が蓄積するときは、有酸素運動によって体を酷使することによって、良質な睡眠を取るようにしている。夜は外に出歩かず、9時頃には眠り、朝は4時、5時頃に起きるという早寝早起きの生活をルーティンにしているようだ。
肌の美容法に関して訊かれた際は、普段のトレーニングや酵素風呂などで汗をかいていること、しっかり睡眠を取ることを挙げている。また、肌ケアとしては朝晩の美容液と乳液についても触れている。
女優
石田ゆり子
いしだ・ゆりこ
1969年生
自炊派
発酵食
女性
食生活においては、食べすぎないことや旬の新鮮な食材を選ぶこと。運動では体幹を鍛えるようなトレーニングを行っている。
運動をすること、きちんと眠ること、あとは正しい栄養を取るために、おいしいものを頂く。結局この3本柱に返ってきます。
billboard JAPAN
女優の石田ゆり子さんは、日々の何気ないシーンや運動(地味トレ)、ファッションなどを載せたインスタグラムでも人気で、睡眠と運動、そして栄養が大事だと書いている。「運動は全てを良い方向に連れて行ってくれます。体と心は繋がっていますから」とキャプションにも書いているように、トレーニングは週2回、バランスボールを使うなど、地味ながら体幹に効くトレーニングを実践している。もともと10代の頃に水泳を行っていたこともあり、基本的な筋肉はあるそうで、インスタの動画で披露しているストレッチによる体の柔らかさやバランス力にも驚きの声も挙がっている。長年ピラティスも行っていたようだ。
食生活においても石田さんは細やかな点を大切にしている。まずは、食べすぎないこと、夜寝る前に食べないことなどを挙げている。それから、 朝起きてすぐは白湯や水で体を慣らす。食べる順番も、お米など糖質を取る前に、ちゃんとした鮮度のある生野菜からゆっくりよく噛んで食べるようにする。野菜の味付けは、塩とレモンとオリーブオイル。食材選びについても、鮮度を重視する。こういった食生活における小さなこだわりを持っているという。また、野菜たっぷりの味噌汁など発酵食品を摂ったり、大豆食品を大事にしていると過去にインタビューで触れている。
こんな風に運動や食に関して気遣っている石田さんは、健康について次のようにシンプルな考えを語っている。「ストレスをためないこと。そのために、まずは運動をすること、きちんと眠ること、あとは正しい栄養を取るために、おいしいものを頂く。結局この3本柱に返ってきます」美容と健康は切っても切り離せない、とも過去に話している。
また、普段、ストレス発散やリラックスも兼ねてか、季節の変化を感じることのできる道を散歩し、ひとりの時間では、大きな木の下に行きたくなるという。「昔から自然の中で過ごすのが好きですね。花や実を眺めるのも楽しいですが、心が疲れたときは、無性に大きい木に会いたくなります。」と語るように、決してストイックに行っているような雰囲気は感じさせず自然体という点も人気の理由と言えるかもしれない。
料理研究家
土井善晴
どい・よしはる
1957年生
少食・一日一食
男性
65歳以上
一汁一菜でよい。ご飯と、具沢山の味噌汁でじゅうぶん。一日二食でもじゅうぶん。肩肘張らずに、季節のものをいただく。
考えることはいりません。日常の食事を一汁一菜と決めてしまえば、食事作りのストレスはなくなります。
KOKOCARA
料理をしたい。でも、いざ作ろうとすると、献立を考え、材料をそろえ、いくつもの工程をこなさなければならない。面倒だし、疲れる。そう思うだけで、もう手が止まってしまう。そんな人に向けて、料理研究家の土井善晴さんが提案するのが「一汁一菜」だ。日本人が昔から大切にしてきた、食の基本の形である。
一汁一菜とは、ご飯、味噌汁、漬物。ただし、この型にこだわりすぎる必要はない、と土井さんは言う。それも大変なら、ご飯と、具だくさんの味噌汁さえあればいい。「考えることはいりません。日常の食事を一汁一菜と決めてしまえば、食事作りのストレスはなくなります。」一汁一菜では栄養が足りないのではないか、と心配になるかもしれない。でも、土井さんは、日本人はずっとこの食事を続けてきたのだから、それで元気に健康でいられるはずだ、と語る。また、必ずしもご飯と決めつける必要はなく、パンでも麺でもかまわない。大事なのは毎回献立を考え直すことではなく、ひとまず日々の食事は一汁一菜という「型」を一つ決めてしまうこと。
それでは、土井さん自身は日々どんな食生活を送っているのだろうか。土井さんのSNSに並ぶのは、旬の素材をそのまま活かした、驚くほど簡素な一品。熱湯で溶いた味噌汁に梅干しを落としただけの梅干し味噌汁(「うめぼしみそしる ねっとうでとくだけ 元気でます」)。夏には、切っただけのすいか(「これはとてもおいしいすいか」)。手が込んでいるわけではないのに、どれも不思議と食べたくなる。また、食事の量も、若いうちならまだしも、自分の年齢になったら一日二食でじゅうぶん、と土井さんは語る。「一日三食、一汁三菜は、戦後、暮らしが豊かになるまで庶民はしていません。」「一日二食でじゅうぶんです。それこそ一食にしっかりしたおかずがあれば、もう一食は、冷ご飯に梅干しとお味噌汁でいいわ、と、そんな感じ。」
我慢や節約の話ではなく、毎日の食事から「考える負担」を取り除き、かつ自然との結びつきや健康的な食生活を無理なく維持し続ける一つの型として、土井さんは「一汁一菜でよい」と提案する。
タレント
片岡鶴太郎
かたおか・つるたろう
1954年生
少食・一日一食
ルーティン
菜食寄り
50代の頃に出会ったヨガを取り入れながら、食生活や日々の習慣を自分に合った形に整えていった。食事は早朝の一日一食、時間をかけて食べる。
全部“体の声”を聞いて、“いらない”と言うものに関しては排除していくという…。だから、ストイックにやめたものは何もないですね。
日刊スポーツ
午後5時には就寝し、夜11時には一日が始まるなど、ヨガを取り入れた驚きの摂生生活で知られるタレント・芸人・俳優とマルチに活躍する片岡鶴太郎さん。こういった生活を始める以前は、お酒も飲み、直情的でもあったものの、57歳の頃、哲学や人生の礎となる重たいものを探していた鶴太郎さんは、ヨガに出会う。このヨガとの出会いによって、精神面における考え方についての変化があったという。「ヨガは古代インド哲学に基づいている。実際に接してその深さや人類の英知に触れた気がして震えるほど感動しました。宇宙の原理であり、自然崇拝。ひと言では言えないほど深いものです。よくヨガのポーズをやっている姿を見かけますが、大切なのは肉体的なことよりも精神的なことです。」と鶴太郎さんは語る。
鶴太郎さんの食事は、一日一食。夜11時に起きたあと、朝5時までヨガをし、朝5時半から、じっくり大切に2時間半かけて食べ、その後に仕事、というスケジュール。ある朝ごはんのメニューは、玄米、野菜の味噌汁、玉ねぎの酢漬け、なめ茸、自家製アボガドとひよこ豆のサラダ、黒豆、人参ときゅうりの漬物、甘酒シナモン、たっぷりの季節のフルーツ。一日一食ということもあり、玄米菜食でありながらも種類が豊かで、この朝食を、旬の果物から、豆類、野菜の料理と、順番も大切にしながら丁寧に食していく。朝食以降、間食も一切なし。飲み物は白湯のみ。
肉や魚は、普段は摂っていないものの、外食や食べたいときには食べているという。ただ、ドラマの台詞覚えなど、頭を使う仕事の際は、いっそう消化にエネルギーを持っていかれることを避けるためにも精進料理のようなものが中心になるそうだ。お酒については自然に飲めなくなったという。この食生活も、体の声を聞きながら判断していったので、無理やりストイックに行なっているという感覚はなく、寝る前にはお腹も空いているものの、その空腹感が心地いいと語っている。
歌手
郷ひろみ
ごう・ひろみ
1955年生
少食・一日一食
男性
65歳以上
夜遅くは食べない。よく噛んで腹六分、七分でやめる。運動は、続けることが大事だと語る。
「こんなに軽くていいの?」というくらいでも、続けていけば力になるんです。
週刊女性
年齢は一つの目安でしかない、と語り、体の動きや、見た目に関していつまでも若いことでも注目を集める歌手の郷ひろみさん。
好き嫌いなく魚も肉も野菜も食べるが、量は抑える。よく噛んで、腹六分から七分程度。量より質にこだわり、噛む回数は30回以上を守っている。朝ごはんは軽く、また夜遅くには食べないことを心がけている。理想としては、夕方5時くらいには食べ始め、トレーニングなどがあって遅くなっても7時から8時くらいまでには食事を終える。コンサートが終わった後も、何も食べないという。飲酒ももうずいぶん前にやめている。
腹六、七分程度の少食であったり、夜遅くに食べないといったことに加え、「よく眠る」ということも大事にしている。試行錯誤の結果、夜10時には眠り、朝6時に起きると調子がいいという。この「食事は遅くにせず、早い時間に眠る」ということが、長く活躍するための若さの秘訣だと郷さん自身も過去にインタビューで触れている。
運動は週に3回、ジムでのトレーニングを行なっている。運動の習慣については、「郷ひろみ」を維持するために、ということでもなく、単純に体を動かすことが好きだからという理由のようで、ゴルフに行くときもカートを使わず歩くという。運動は、続けることが大事で、こんなに軽くていいのか、というくらい目標値を下げておくといいと語っている。「続けるのってむずかしいですよね。だから、続けるためには最初から目標設定を下げておくことです。最初は誰でも「よしやるぞ」って情熱があるけど、その情熱が冷めていくのは当たり前で、その冷めたところを最初から目標設定にしておく。「こんなに軽くていいの?」というくらいでも、続けていけば力になるんです。」
郷さんの公式インスタでは、ボクトレという短い時間でできるトレーニングも発信している。
俳優
中谷美紀
なかたに・みき
1976年生
低糖質
女性
疲れやすかったり、急激な眠気に襲われたり、肌荒れがひどかったりという不定愁訴に、糖質制限食を取り入れた食生活を2010年から実践。
ときには自分の体を実験台にしつつ、失敗を重ねながら、試行錯誤を繰り返してきました。
大人のおしゃれ手帖
女優の中谷美紀さんは、かつては魚介や卵をときおり摂る程度で野菜を中心にしたベジタリアンに近い食生活を送っていた。しかし、その食生活が健康的だと思っていたものの、体力が落ち、肌荒れも続いたという。引退も考えるほどの体やメンタル面の不調に悩み、栄養療法の専門医に相談すると、栄養に関する血液検査の結果、炭水化物の摂り過ぎや様々な栄養素の不足、肉を食べていないことなど、まるで中谷さんの食生活を見ているかのように的確な指摘。当時、空腹を紛らわせようとうどんや白米、パスタなど多量の炭水化物を摂っていたそうだ。
偏頭痛やニキビ、割れやすい爪など、不定愁訴の原因として食事面からの指導を受けた中谷さんは、好物だった炭水化物を減らし、黒糖やきび砂糖、はちみつを含む糖質類、白米や精製された小麦粉を控え、玄米、全粒粉、そばなどに切り替えた。最初の1ヶ月こそ糖質依存で大変だったものの、疲れやすかった体や急激な眠気、偏頭痛、肌荒れ、不安定さ、花粉症などの不調も落ち着いていったという。
糖質を控えると、空腹が訪れるので、その場合は、生のアーモンドやくるみ、松の実、マカダミアナッツなどを朝食として代わりに食べるようにする。また、不足している栄養素はサプリメントで補ってもいるようだ。体調管理をいっそうしっかり行うにあたって玄米なども制限するほど糖質制限が必要になった際は、そのぶんお肉料理を食べるなど自分の体の声と相談しながら食生活を工夫している。いずれにせよ、中谷さんにとっての体調管理の根幹には、2010年から続けている糖質制限があるようだ。
その他、美容法において中谷さんが大事にしているのは「水」。体にとって大切なカルシウムとマグネシウムは水から摂ることを心がけ、そのためにも毎日水は2リットル飲むそうで、10代の頃から愛飲しているミネラルウォーターにエビアンを挙げている。
ミュージシャン
GACKT
がくと
1973年生
少食・一日一食
自然食
低糖質
ソロになった20代半ばの頃から、決意を込めて一日一食と炭水化物抜きを開始。また長期のファスティングやトレーニングなど、身体管理にストイックに取り組んでいる。
僕は自分が無茶するために体を鍛えたり維持したりっていう部分があるので。守りに入った生活をしようとは思っていない。
モデルプレス
声や目利きだけでなく、肉体美も注目され、体の維持のためにストイックな食事法やトレーニングを行なっているミュージシャンのGACKTさん。GACKTさんが肉体管理、健康維持のために実践している食生活の特徴が、「一日一食」と「炭水化物抜き」だ。このスタイルはどちらも、GACKTさんがソロになった20代半ばの頃に始めたという。その際、なにか大切なものを一つ置いておこうと、自分を追い込む意味合いから、好きだった食事を一食にし、米もやめたそうだ。もともとは健康習慣というよりも、あくまで自分との約束事で、基本的に炭水化物は抜くものの、誕生日のときにラーメン、フランスに行ったときにパンをご褒美として食べるという。
また、一日一食にすることによって、いっそうその一食の質や中身へのこだわりも強くなっていく。絶対避けるということは難しいにしても、砂糖や化学調味料などを避け、調味料代わりにレモンを使うことも多い。炭水化物を摂らないぶん、肉をよく食べるようだ。栄養については、プロテインやサプリでも補っている。加えて、頭も冴え、集中力も高まることから、しばしば長期にわたっての断食(ファスティング)も行なっている。健康への意識の高さには、幼少期からの神経系疾患の影響もあるようだ。「僕の病気って幼少のころからある病気で、それを克服しようと思って僕はネットのない時代から分子栄養学だったりとか食事のことに対してすごく自分からいろいろ情報をかき集めて、それをやり続けてるから今もこうやって生き続けてると思う」と語っている。
筋トレもストイックに行なっている。筋トレについては「楽しい」わけではないとGACKTさんは言う。ただ、これがたとえば仕事となると、他者も関わってくるものの、自分の体のことは自分次第で、筋トレを3ヶ月もすると変化が見えることから、自分が継続できたことの誇りにも繋がってくると指摘している。
競馬
戸崎圭太
とさき・けいた
1980年生
グルテンフリー
男性
不調をきっかけに
じんましんなど体調不良をきっかけに、医師の勧めでグルテンフリーを採用。ラーメン好きから一転、徹底した食生活の改善に取り組み、「夏男」になる。
大変だったし、苦しい思いもしたけれど、ジョッキーを続けたい一心で頑張れたし、ここでもがむしゃら気質が生きたと思う。
戸崎圭太『やり抜く力 天才じゃなくてもトップになれた「ベリベリ」シンプルな理由』
日本競馬を代表する騎手の一人で、夏に強いことでも知られる戸崎圭太さんは、食事に関して意識が高く、食事法としてテニスのジョコビッチ選手が取り入れたことでも有名な、小麦などを抜く「グルテンフリー」を実践している。グルテンフリーを実践する以前は、ラーメンを週に何度も食べるような食生活で、特別食にストイックだったわけではなかったものの、じんましんなど体調不良に悩み、トレーナーに相談。その際、トレーナーに連れて行かれた病院で、腸内環境改善の一環としてグルテンフリーを勧められる。
じんましんなどが仕事への支障もあったことから、戸崎さんは覚悟を決め、完全なグルテンフリー生活に挑戦する。麺、パン、揚げ物、また小麦が使われている醤油などの調味料から飲み物までグルテンフリーを徹底した。期間は「とりあえず3ヶ月」と医師には言われていたが、かゆみ自体は1ヶ月ほど続けていたら治っていったという。効果への手応えを覚えたこともあり、結局丸2年間続けた。自分にはグルテンフリーが合っていたのか、以来じんましんも出なくなり、また夏場にばてるということもなくなった、と語っている。
その他、戸崎さんはメンタル面でのコンディショニングの一環として、瞑想を行なったり、「今やることに集中する」「とにかくコツコツとやる」ことを心がけているという。
お笑い芸人
小籔千豊
こやぶ・かずとよ
1973年生
菜食寄り
男性
肉を食べない食生活で、モットーは「医食同源」。YouTubeなどで発信しているほか、小籔ヘルシー教というオンラインサロンも開設している。
僕は基本的に医食同源、食べ物を変えれば健康になると思っている──
RICE FORCE
美容や健康への意識が高いことでも知られる、お笑い芸人の小籔千豊さんのモットーは「医食同源」(医食は源が同じで、健康において食事をよいものにしていくことが予防に繋がる、という考え方)。インタビューやYouTubeなどでも健康について語っているほか、『小籔ヘルシー教』というオンラインサロンも行っている。
小籔さんは、普段から肉を食べない食生活で、そのルーツは、祖父の健康観にある。小藪さんのおじいさんはマクロビを実践した診療所のようなものを開いていた人だったそうで、家庭での食生活も、玄米や黒砂糖、水も一日1.8リットル飲むといった習慣があり、牛豚鶏など肉も一切食べる機会がなかったという。
ただ、この「肉を食べない食生活」は、あくまで子供の頃からの食習慣がもとで、健康法といったことから行っているものではなく、実際に食べようとしても味が受け付けないようだ。ちなみに、ヴィーガンやベジタリアンではなく、卵も魚介類も食べることから、(本人は意識してそうしようと思っているわけではないものの)厳密に言うと「ペスカタリアン」に分類されるという。
健康食品にも詳しく、愛好している自然由来の健康食品として、しょうが粉や米麹のパウダー、モリンガの粉末、サンゴの粉、琉球ヨモギ粒、まいたけ凝縮サプリ、他にビタミンのサプリなどの名前を挙げている。また、食物繊維を摂取したいときに簡単に食べられるおすすめの食品として、西田精麦の「スーパー大麦 そのまま食べられる バーリーマックスフレーク」を挙げ、「Uberで定食とか寿司とか頼んで、赤だし頼んだときに、これをパラパラって入れます」と話す。また、たんぱく質がほしいときは、マルヤナギ小倉屋の「蒸し豆 (蒸しサラダ豆)」と「蒸し黒豆」を食べるほか、食物繊維の観点から、なめこもよく食べているようだ。
タレント
タモリ
たもり
1945年生
少食・一日一食
自炊派
男性
食生活は、粗食で一日一食半という少食スタイル。入浴にあたっては、あえて石鹸などで洗わない、いわゆる「タモリ式入浴法」を実践。
なるべく固形物が胃に入らない時間を長くしたほうがいい。
スポニチ
長年活躍し、2014年に最終回を迎えた『笑っていいとも』や、『ミュージックステーション』の司会でもお馴染みのタモリさん。タモリさんの食事は、同じ芸人さんでもある明石家さんまさんと同じく、一日一食半の少食スタイル(さんまさんの場合は回数よりも量=腹六分)。サラダかおひたしのような野菜ものと、煮たり焼いたり蒸したりした魚料理、それと少量のご飯とみそ汁、といった簡素なメニューだという。ある程度空腹のほうが調子がよく、「お腹いっぱい食べると気持ち悪いですよ。少食は良いと思います」「なるべく固形物が胃に入らない時間を長くしたほうがいい」と語っている。
食事のほかに実践している健康法として、運動は散歩を行なっているという。その際、足を少し高く上げたり坂道を登るといった多少の負荷を心がけている。ストイックに追い込むというよりも、あまり無理なくまずは「続ける」ことを重視している。また、体を石鹸やボディソープで洗わず、湯船に浸かるだけで済ませる入浴法も続けている。これはのちに「タモリ式入浴法」と呼ばれ、他に芸能人でも福山雅治さんやローラさん、窪塚洋介さんなども実践しているようだ。実際、洗いすぎによって本来なら皮膚を守る常在菌まで落としてしまうという弊害もあると言われる。現在では、石鹸やシャンプーを使って洗いすぎることのデメリットもしばしば取り上げられ、あまり「洗わない」ということの重要性も語られるようになっている。
サッカー
リオネル・メッシ
Lionel Messi
1987年生
自然食
男性
不調をきっかけに
試合中の吐き気に悩んでいたとき、専門家の指導のもと、砂糖や精製された小麦を避け、自然食や全粒粉、また肉を減らして魚を増やすなど食生活を抜本的に変えた。
昔は体に悪いものばかり食べていたよ。──でも今は食生活を改善したんだ。たまにワインも飲むけど、あまり問題ではないね。吐き気については変化がはっきりと分かった。
ゲキサカ
長年アルゼンチン代表として活躍し、ワールドカップ優勝も経験している世界的なサッカー選手のリオネル・メッシ。しかしメッシは健康面での不安があり、若い頃は怪我に悩まされ、また20代後半まで、試合中に吐き気を催すこともたびたびあった。ドイツに敗れた2014年ワールドカップ決勝もそうだった。この頃、アルゼンチン代表のチームメイトの紹介で、イタリアの栄養士で医師でもあるジュリアーノ・ポーザーと出会い、彼の指導のもと、根本的な食生活の見直しを始めた。
見直しの柱は、砂糖や甘い飲み物、精製された小麦を避け、添加物や農薬などで汚染された食品も控えること。代わりに口にするのは、質のよいミネラルウォーター、エキストラバージンオリーブオイル、全粒粉の穀物、自然食品や旬の食材、ナッツなど。また、肉を減らし、魚を食べる回数を増やしたという。加えて、「飲むサラダ」と称される、南米で広く愛されているマテ茶をよく飲むようになった。
メッシ自身も、若い頃の食生活を後年になって振り返り、チョコレート、アルファホール(中南米の菓子)、炭酸飲料ばかりだったと語っている。ピザも大好物だったが、食事の改善によって一切口にしなくなったようだ。「昔は体に悪いものばかり食べていたよ。──でも今は食生活を改善したんだ。たまにワインも飲むけど、あまり問題ではないね。吐き気については変化がはっきりと分かった」とメッシは言う。
サッカー
アーリング・ハーランド
Erling Haaland
2000年生
ルーティン
自然食
男性
自然な食材へのこだわりが強い。加工食品や水道水を避け、サプリやプロテインに頼らず、「本物の食品」を重視する。
できる限り、誰にでもできる簡単で小さなことを一つずつ最適化していくことに、何の不都合があるっていうんだい?
BUSINESS INSIDER
ノルウェー代表のサッカー選手で、世界に名高いストライカーであるアーリング・ハーランド。彼はサプリメントやプロテインに頼らず、本物の食品によって身体の管理を行なっている。特に自然の食材へのこだわりが強く、水道水は飲まずにろ過した水を飲み、加工食品も避ける。また、生乳や牛肉は地元の農場で牧草を食べて育った牛のものをわざわざ選ぶようにし、なかでもハツやレバーなど内臓肉を食べる。サーモンやサバなど魚料理も食事メニューに盛り込む。日々の食事や発言などからは、その量もさることながら、質も大事にしていることが窺える。
体のケアという点では、食事以外に、トレーナーによる入念なストレッチや、サウナと冷水浴を交互に繰り返す温冷交代浴も実践している。あるいは睡眠も非常に重視し、朝は体内時計を整えるためにも日の光を浴びに散歩に出かけ、夜になると睡眠を妨げるとされるブルーライトを避けるようにしている。ストイックなこの姿勢について、ハーランドは次のように語っている。「やらない理由がないよね? 自分の人生のため、そしてサッカーキャリアのためだ。できる限り、誰にでもできる簡単で小さなことを一つずつ最適化していくことに、何の不都合があるっていうんだい?」。
作家
村上春樹
むらかみ・はるき
1949年生
少食・一日一食
自然食
菜食寄り
野菜と魚が中心、主食は酵素玄米、量は腹七分にとどめる。早朝4時に起き、午前中に執筆。午後からランニングや水泳、趣味の時間。夜は9時に寝る。
真に不健康なものを扱うためには、人はできるだけ健康でなくてはならない。
村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』
長きに渡って文学の世界で活躍を続ける小説家の村上春樹さんは、健康を重視している。村上さんの朝は早い。午前4時に起床し、執筆も午前中のうちに行う。もっと書けそうでも、無理はしない。昼からは、ランニングをしたり泳いだりと運動のほか、軽い昼寝、読書や音楽など趣味の時間を過ごし、夜は9時頃に眠りにつく。こういった生活のルーティンのなかで小説を執筆する。
走り始めたのは専業の小説家になった30代の頃で、心の闇に触れる小説家という職業柄からもエッセイなどで健康の重要性については繰り返し語り、「真に不健康なものを扱うためには、人はできるだけ健康でなくてはならない」というテーゼを大事にしている。
また、小説のなかでしばしば「食事」が重んじられているように、作家自身の日々の食生活もしっかりしている。食事の内容は野菜と魚が中心で、肉もときどきは食べる。主食は酵素玄米で、調味料は自然の素材のものを使う。量は腹七分ほどにとどめ、眠る3時間前からは食べない。酒は飲むものの、量は控えめだという。
漫画家
荒木飛呂彦
あらき・ひろひこ
1960年生
少食・一日一食
ルーティン
男性
食事は野菜中心で、少食とも言われる。また睡眠のような休息や、ジムでのトレーニング、散歩といった運動の習慣など、ルーティンを大切にする。
きっちり、確実に刻んでいきたいんです。
集英社『マンガ脳の鍛えかた』
長年に渡って連載が続いている漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の作者、荒木飛呂彦さんは、「王道を行きながら実験的」と評されるその作風だけでなく、いつまでも「老けない」という見た目でも注目を集める。荒木さんの若さの秘訣として考えられることの一つに、その食生活が挙げられる。荒木さんは、しばしば少食と言われ、食事内容については、朝が自家製の生野菜ジュース、昼は野菜中心の食事、夜は食べないといったほぼ一日一食のスタイルが基本という話もある。空腹の時間が若返りのスイッチになるという指摘もあることから、荒木さんの「老けない」理由として、この食生活の影響も大きいのかもしれない。
また、食事にかぎらず、荒木さんの健康への気遣いとして、「休むこと」を大事にしている、ということも挙げられる。週休二日で完全に休む日を設ける、規則正しい生活を送って睡眠時間をしっかりとる(昔のインタビュー本によれば、夜11時に就寝し、朝10時に起きるという)、あるいはストレス管理なども気をつけているようだ。運動も日課で、朝の散歩や、ジムでのトレーニング、プールなどを習慣にしているという。
特にどの習慣が、荒木さんの若さの秘訣に繋がっているかは定かではないが、食事や睡眠、ストレス管理など、通して見られる抑制的で健康的な生活習慣が、長きに渡る第一線での活躍や若々しさの源になっているのかもしれない。
俳優
窪塚洋介
くぼづか・ようすけ
1979年生
自炊派
菜食寄り
発酵食
自らを“窪塚「腸」介”と称するほど腸活について熱心な活動を続ける。自身の食生活も、腸を軸に、「マゴワヤサシイナ」の食材(野菜や発酵食品など)を取り入れる。
腸活は間違いないという感覚があって、だからいろんな人に知ってもらいたい。
Tarzan
腸を整えることに関心が深く、「腸活」の啓蒙に励んでいる俳優の窪塚洋介さん。若い頃は特に気にしていなかったものの、年齢とともに身体の衰えを感じ、なにか健康に対する対策をと考えていた折に、千葉の老舗酒造「寺田本家」の23代目・寺田啓佐氏の本『発酵道』と出会い、発酵や微生物、腸の世界に入っていく。窪塚さんは、この発酵という自然の繊細な世界に触れ、また腸の専門家である藤田紘一郎さんらの本も読んでいくなかで、男女や国、好きな音楽の種類を問わず、腸活は、誰にとっても大切なことなんだ、と確信を深める。
窪塚さんが食生活で大事にしているものの一つは食材。自然農法で作られた豆・ごま・わかめ・野菜・魚・しいたけ・芋・納豆など発酵食品の「マゴワヤサシイナ(孫は優しいな)」の食材を選び、外食の際には、なるべく自然食のお店を選択する。ただ、絶対にこうしないといけない、と自分を縛るとストレスになるので、人付き合いも含めて柔軟に対応しているという。一日はおよそ一食半。朝はヨーグルトやナッツ、ヘンプシード、酵素の入ったジュースなど軽いもの(0.25食)にとどめる。昼は好きなものを食べ、夜もまた軽めに抑える(0.25食)。
食材以外で、窪塚さんが特に大事にしていることとして、「夜眠る3時間前は、身体も心も休めるために食事をしない」ということがある。窪塚さんにとっての腸活の最初も、この「夜遅くは食べない」からスタートしている。意識だけは眠らせ、内臓は働かせている、ということがないように、ちゃんと体も休ませてあげる。こうすると眠りも深く、翌朝の体の軽さや頭のすっきりが全く違ったそうだ。空腹の時間を体に与えることで体内の細胞が若返るという話もあり、窪塚さんはこの「空腹」の時間を大切にしている。
お笑い芸人
明石家さんま
あかしや・さんま
1955年生
少食・一日一食
発酵食
男性
病気知らずで、健康診断を受けないことでも有名。食生活は内容よりも量に特徴があり、腹八分どころか六分。満腹と言ったことがない、と語る。
人生で“ああ、満腹や”って言ったことない。“お腹いっぱい、動けない”とか言ったことない。その前に止めんねん。
スポニチ
芸人界のレジェンドで、長年第一線でフル稼働の活躍を見せる明石家さんまさん。その元気の源として考えられるのが、普段の食事。食事といっても、内容以上に量についての意識が高く、少食を心がけている。腹八分、ときには六分ほどでやめるという。これまで満腹だと言ったことがないそうで、眠くなって思考が鈍り、動きにくくなるから、というのが、満腹まで食べない理由だとさんまさんは後輩芸人に語っている。
この食事の分量に関しては、さんまさん自身ときおりメディアでも語っていることから、だいぶ意識的に行なっていることのようだ。また、食生活でよく口にするものとしては、赤ワイン、発酵食品、いわしを挙げている。
さんまさんは病気知らずとしても有名で、そもそも病院には行かない、あるいは健康診断を受けないことでも知られる。この病院に行かない、健康診断を受けない、というさんまさんの考え方については、医師の和田秀樹さんも以前YouTubeで取り上げ、決して悪いことではなく、「さんまさんはこれを続けてほしい」と指摘している(『ヒデキとモリヨのお悩み相談「明石家さんまさんの健康法」』)。
タレントの野沢直子さんも、大竹まことさんとゲストパートナーの大久保佳代子さんが出ているラジオにゲスト出演した際、長年健康診断を受けていないことを公言し、その理由として、「なんか悪いとこ見つけちゃって心配するのが嫌だから。それが私の健康法」と語っている。これはさんまさんの影響というわけではなさそうだが、大久保さんが、「さんまさんと同じことを言ってる」と返している。
食生活以外に、さんまさんが日頃行っている健康法では、運動の一環として車を遠くの駐車場に停めて歩くように心がけているという。スポーツ好きとして知られるものの、それほど熱心に運動に取り組んでいるわけでもなさそうだ。また、これは体全体を使った運動ではないものの、分厚い手帳に手書きで、思ったことや出来事、笑いの種などを日々ずっと記録しているようだ。この「手書きの習慣」は、デジタル入力よりも脳の活性化にいいと言われている。
また、さんまさんは体力面だけでなく精神面においても元気で、そのポジティブさを維持する秘訣として、「自分自身に期待しない」ということを挙げている。自分を過大評価しない。過大評価するから、「自分はもっとできたはず」と、そのギャップに落ち込んでしまう。最初から、謙虚に、自分はこんなものだ、と思っていたら、自分にとって今日できたことが全て、とあるがままを受け入れられる。
さんまさんのイメージからすると、腹六分の食事だったり、過大評価しないというのは、ちょっと意外にも映る。しかし、この姿勢が、長年の活躍を生んでいるのかもしれない。
俳優
有村架純
ありむら・かすみ
1993年生
自炊派
発酵食
女性
日に一度はキッチンに立つよう心がけ、自炊する。「食生活の見直し」によって、心も整っていったことから、体と心の繋がりを実感できたと語る。
健康第一だなと思って始めた自炊ですが、不思議と心も整っていって。
MAQUIA
女優の有村架純さんは、20代の頃のブログのなかで、「ダイエット=減量ではなく、ダイエット=健康な体作り。そう思って、体重というものに重きを置かずに身体の中から変えていく、その方法に切り替えました。」と書いている。その言葉の通り、食生活や運動など、無理のない方法で健康習慣を取り入れている。
もともと胃腸が弱く、撮影などが続くと、胃が硬くなるような、詰まったような感覚になると言い、自分の心の声にも耳を傾けながら生活を考える。日に一度はキッチンに立つなど、なるべく自炊を心がけ、調味料は体によさそうなものを選び、発酵食品も摂る。毎朝青汁ベースにバナナとアボカドを混ぜたスムージーを飲んだり、ビタミンとタンパク質のバランスを大切にしているそうだ。食事を整えることによって体もすっきりし、肌の調子なども変わることを実感。食べ物の大事さをつくづく感じた、と語っている。
食事だけでなく、睡眠も有村さんが大事にしている健康習慣の一つとして挙げられる。夜は早くに床につき、8時間は眠るようにしている。ちゃんと睡眠をとると、そのぶん肌の戻りや体の調子がすこぶる違うという。体力や持久力のためにも、週に二度ほど4kmのランニングや、ジムでの自重トレーニングを欠かさず続けている。ランニングはよいことしかないと話す。
野球
山本由伸
やまもと・よしのぶ
1998年生
菜食寄り
男性
筋トレはしない。自分の持っている体の使い方のほうを重視する。また、食事の改善によって故障の不安も遠ざかり、「トレーニングより大事」と語っている。
ピッチャーに必要な筋肉ということではなく、人間本来のカラダの機能を高めていくような方法です。
Tarzan
米国メジャーリーグでも活躍する世界的な野球選手の山本由伸選手。彼は筋力トレーニングを一切しないことで知られる。というのも、若い頃に出会った柔道整復師でトレーナーの矢田修さんの指導のもと、柔らかさのなかに強さを求め、自分の体をうまく使うということに重点を置いているからだ。筋トレをしない代わりに、やり投げの動作やブリッジなど、体の使い方に立ち返る運動を取り入れている。
食事の管理は、専属シェフの菊地慶祐さんが担っている。ある日の献立の一例として、玄米雑穀ごはん、吸い物、牛フィレのグリル、温野菜、ビーツのゆずサラダ、炙り鯛と鰹のたたき、茶碗蒸し、ヨーグルトといった組み立てが紹介されている。食材のなかでも好物は、疲労回復に効果があるとされるコラーゲンが豊富ななまこだという。
当初、マッサージなど身体のケアについては気遣っていたものの、それでも軽い肉離れなどもあり、そのなかで山本選手が改善しようと考えたのが、食事だった。食生活についてしっかり取り組むようになってからは、「疲労回復のスピードが速くなったと思えるようになったし、去年も一年間カラダに不安なく過ごすことができた。食事の大切さをすごく感じましたね。 やっぱり、カラダに直接入ってくるモノなので、今はトレーニングより大事だと思っています。」と、Tarzanでのインタビューで語っている。
この条件にあてはまる人はいません。
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