女優
小雪
こゆき
1976年生
女性
自然食
自炊派
子供の頃から玄米や自然食で育ち、現在も、玄米や発酵食は欠かさない。また、日々の家事が運動になっている、と語る。
美容は常に健康と隣り合わせであることを実感しています。
美的GRAND
女優の小雪さんは、家族の健康を気遣っていた母親のおかげで、食生活は、玄米食や味噌汁であったり、白砂糖ではなく黒砂糖を使ったりと、自然食の環境で育った。そのため、自ずと素材の味や粗食の大切さに対する感覚も身についていったようだ。
同じく俳優の松山ケンイチさんと結婚し、子育てをしていくなかでも、そういった食事を大切にするという感覚は残り、料理は基本的に手作りで、発酵食は必ず摂り、塩や麹、味噌などのシンプルな調味料を使用。新鮮な季節の野菜は皮や種ごといただくという。自分たちで農業も行っているので、自家製の野菜も使う。また、植物性と動物性両方のたんぱく質をバランスよく取り入れる。
発酵食については、NHK Eテレで『小雪と発酵おばあちゃん』という各地で発酵食づくりの達人の発酵おばあちゃんを訪ね、未来に残したい郷土食を教わるという番組に出演。番組は書籍化もしている。発酵おばあちゃんとの交流のなかで、郷土料理に根付く知恵や生活の工夫、住まいなど幅広く文化を体験できたようだ。
美容法としても、肌への表面的なお手入れだけでなく、体内へのアプローチや環境などを大事にする。小雪さんは、「そもそも肌は内臓の鏡。お手入れはしっかりしますが、ただ表面からケアするだけでは十分ではないと思います。先ほどお話ししたような食べものはもちろん、きれいな空気や水などの外的要因もとても大事」と言い、また、普段から冷えや肌荒れといった体の声に耳を傾け、違和感を察知しながら、生活習慣を省みるようにしている。美容と健康の結びつきについて、小雪さんは、次のように語っている。「美容は常に健康と隣り合わせであることを実感しています」。
モデル
ローラ
ろーら
1990年生
女性
自然食
発酵食
発酵食など和食が中心の食生活。無農薬の米作りなども行いながら、自然の大切さや日本文化についての発信も続ける。
ずっとお仕事をする生活だったのですが、今はもっと〈運動して体を見つめてあげよう〉〈食に時間をかけよう〉と思うことが増えました。
ハフポスト
モデルで、日本人の母とバングラデシュ人の父を持つローラさん。若い頃からのモデルやテレビの仕事で疲弊し、心がすり減ってしまったローラさんは、一時アメリカに移住。その時期、それまで以上に運動や食事など健康を意識するようになったと語る。「ロサンゼルスでは、仕事の前後に運動をする人が多いんです。私は日本にいた頃、ずっとお仕事をする生活だったのですが、今はもっと〈運動して体を見つめてあげよう〉〈食に時間をかけよう〉と思うことが増えました。」
また、断捨離なども進めるうちに、自分が本当に好きなものが見えてきたり、自身のルーツについても深く考えるようになったという。日本に帰国後、母方のルーツである新潟で、無農薬の米づくりや雑穀栽培など農業を行う。自然豊かな環境で、昔ながらの裸足での田植え姿も話題になっている。
食生活については、過去のインタビューによれば、一日三食にはこだわらず、お腹が空いていないときには食べないで、腹七分を心がけ、二食だったり、一食半だったりと、体の声に耳を傾けた量にしているようだ。この食生活に変えてから、眠気や集中力が出ないということがなくなったという。
小腹が空いたときは、アーモンドやダークチョコレート、トランス脂肪酸が入っていないおやつなどを食べる。もともとは植物性のものが中心で、魚料理も少しだけ食べる。たとえば、ある日の食事のメニューは、玄米、魚の煮付け、味噌汁、冷ややっこなど。いわゆるヴィーガンではなく、魚介類も取り入れた「ペスカタリアン」だった。
ただ、数年間の肉を食べない生活を送ったローラさんは、その後、肉を絶対に食べないという考えからは少し離れ、育て方や環境に配慮された畜産のものを感謝していただくという形に変えたという。そして、「食べるのならば自分で行い、命のありがたみや責任を感じたい」と、実際に鶏の解体なども行っている。また、味噌や塩麹など、発酵食品も手作りし、趣のある木造の発酵食を保管する「発酵ルーム」もある。その他、茶道も始めるなど、SNSなどを通じ、自然の大切さや日本文化、食料自給率の問題の発信を行っている。
俳優
斎藤工
さいとう・たくみ
1981年生
男性
自然食
自炊派
玄米や納豆、糠漬け、手作り味噌の味噌汁など、腸内環境を意識した発酵食中心の食生活。
時間を重ねることは本当に良くないことなのか、疑問を抱き続けるなかで出合ったのが発酵でした。
東京カレンダー
数々の作品に出演し、監督業も行っている俳優の斎藤工さんは、子供の頃から感性を重んじたシュタイナー教育の環境で育ち、食事もマクロビだったこともあり、自然や食へ興味を抱く土台はできていたようだ。
さらにコロナの時期を経て、菌やウイルスについて調べていくなかで発酵や腸内環境への意識が深まっていった。「発酵には時間が絶対に必要です。日本は年齢を重ねることをネガティブに捉えがちじゃないですか。時間という概念に追われ、焦るか否かは分かれ道だなと10代から思っていました。時間を重ねることは本当に良くないことなのか、疑問を抱き続けるなかで出合ったのが発酵でした。まさに理想のあり方で、食を改めて見直そうと思いました」と斎藤さんは語っている。斎藤さんが出演したNHKの『スイッチインタビュー』では、発酵の専門家である小倉ヒラクさんとも対談を行っている。
腸内環境を考えた食生活にしていった斎藤さんは、小麦食品などを抜いたグルテンフリーを取り入れたり、玄米など未精製の食品や、糠漬け、無塩の鯖缶、納豆、豆腐、自家製の味噌、果物とてんさい糖と酵母菌ジュースで作った自家製の酵素シロップなど、発酵食を中心とした食生活を送っている。「現場食」のときには一日一食の少食で、普段は、玄米食や、手前味噌でつくったきのこと野菜の味噌汁など、一日につき二食半くらいのようだ。
こういった腸を中心とした食生活によって、花粉症も改善し、加えて、メンタルなど内面の変化も実感したと語っている。ただし、常にストイックに食事を律しているわけではなく、現場では周囲に合わせることもあれば、二週間に一日はチートデイを設けるなど、無理のない範囲で実践しているようだ。
女優
石田ゆり子
いしだ・ゆりこ
1969年生
女性
自炊派
発酵食
食生活においては、食べすぎないことや旬の新鮮な食材を選ぶこと。運動では体幹を鍛えるようなトレーニングを行っている。
運動をすること、きちんと眠ること、あとは正しい栄養を取るために、おいしいものを頂く。結局この3本柱に返ってきます。
billboard JAPAN
女優の石田ゆり子さんは、日々の何気ないシーンや運動(地味トレ)、ファッションなどを載せたインスタグラムでも人気で、睡眠と運動、そして栄養が大事だと書いている。「運動は全てを良い方向に連れて行ってくれます。体と心は繋がっていますから」とキャプションにも書いているように、トレーニングは週2回、バランスボールを使うなど、地味ながら体幹に効くトレーニングを実践している。もともと10代の頃に水泳を行っていたこともあり、基本的な筋肉はあるそうで、インスタの動画で披露しているストレッチによる体の柔らかさやバランス力にも驚きの声も挙がっている。長年ピラティスも行っていたようだ。
食生活においても石田さんは細やかな点を大切にしている。まずは、食べすぎないこと、夜寝る前に食べないことなどを挙げている。それから、 朝起きてすぐは白湯や水で体を慣らす。食べる順番も、お米など糖質を取る前に、ちゃんとした鮮度のある生野菜からゆっくりよく噛んで食べるようにする。野菜の味付けは、塩とレモンとオリーブオイル。食材選びについても、鮮度を重視する。こういった食生活における小さなこだわりを持っているという。また、野菜たっぷりの味噌汁など発酵食品を摂ったり、大豆食品を大事にしていると過去にインタビューで触れている。
こんな風に運動や食に関して気遣っている石田さんは、健康について次のようにシンプルな考えを語っている。「ストレスをためないこと。そのために、まずは運動をすること、きちんと眠ること、あとは正しい栄養を取るために、おいしいものを頂く。結局この3本柱に返ってきます」美容と健康は切っても切り離せない、とも過去に話している。
また、普段、ストレス発散やリラックスも兼ねてか、季節の変化を感じることのできる道を散歩し、ひとりの時間では、大きな木の下に行きたくなるという。「昔から自然の中で過ごすのが好きですね。花や実を眺めるのも楽しいですが、心が疲れたときは、無性に大きい木に会いたくなります。」と語るように、決してストイックに行っているような雰囲気は感じさせず自然体という点も人気の理由と言えるかもしれない。
俳優
窪塚洋介
くぼづか・ようすけ
1979年生
自炊派
発酵食
菜食寄り
自らを“窪塚「腸」介”と称するほど腸活について熱心な活動を続ける。自身の食生活も、腸を軸に、「マゴワヤサシイナ」の食材(野菜や発酵食品など)を取り入れる。
腸活は間違いないという感覚があって、だからいろんな人に知ってもらいたい。
Tarzan
腸を整えることに関心が深く、「腸活」の啓蒙に励んでいる俳優の窪塚洋介さん。若い頃は特に気にしていなかったものの、年齢とともに身体の衰えを感じ、なにか健康に対する対策をと考えていた折に、千葉の老舗酒造「寺田本家」の23代目・寺田啓佐氏の本『発酵道』と出会い、発酵や微生物、腸の世界に入っていく。窪塚さんは、この発酵という自然の繊細な世界に触れ、また腸の専門家である藤田紘一郎さんらの本も読んでいくなかで、男女や国、好きな音楽の種類を問わず、腸活は、誰にとっても大切なことなんだ、と確信を深める。
窪塚さんが食生活で大事にしているものの一つは食材。自然農法で作られた豆・ごま・わかめ・野菜・魚・しいたけ・芋・納豆など発酵食品の「マゴワヤサシイナ(孫は優しいな)」の食材を選び、外食の際には、なるべく自然食のお店を選択する。ただ、絶対にこうしないといけない、と自分を縛るとストレスになるので、人付き合いも含めて柔軟に対応しているという。一日はおよそ一食半。朝はヨーグルトやナッツ、ヘンプシード、酵素の入ったジュースなど軽いもの(0.25食)にとどめる。昼は好きなものを食べ、夜もまた軽めに抑える(0.25食)。
食材以外で、窪塚さんが特に大事にしていることとして、「夜眠る3時間前は、身体も心も休めるために食事をしない」ということがある。窪塚さんにとっての腸活の最初も、この「夜遅くは食べない」からスタートしている。意識だけは眠らせ、内臓は働かせている、ということがないように、ちゃんと体も休ませてあげる。こうすると眠りも深く、翌朝の体の軽さや頭のすっきりが全く違ったそうだ。空腹の時間を体に与えることで体内の細胞が若返るという話もあり、窪塚さんはこの「空腹」の時間を大切にしている。




