サッカー
アーリング・ハーランド
Erling Haaland
2000年生
男性
自然食
ルーティン
自然な食材へのこだわりが強い。加工食品や水道水を避け、サプリやプロテインに頼らず、「本物の食品」を重視する。
できる限り、誰にでもできる簡単で小さなことを一つずつ最適化していくことに、何の不都合があるっていうんだい?
BUSINESS INSIDER
ノルウェー代表のサッカー選手で、世界に名高いストライカーであるアーリング・ハーランド。彼はサプリメントやプロテインに頼らず、本物の食品によって身体の管理を行なっている。特に自然の食材へのこだわりが強く、水道水は飲まずにろ過した水を飲み、加工食品も避ける。また、生乳や牛肉は地元の農場で牧草を食べて育った牛のものをわざわざ選ぶようにし、なかでもハツやレバーなど内臓肉を食べる。サーモンやサバなど魚料理も食事メニューに盛り込む。日々の食事や発言などからは、その量もさることながら、質も大事にしていることが窺える。
体のケアという点では、食事以外に、トレーナーによる入念なストレッチや、サウナと冷水浴を交互に繰り返す温冷交代浴も実践している。あるいは睡眠も非常に重視し、朝は体内時計を整えるためにも日の光を浴びに散歩に出かけ、夜になると睡眠を妨げるとされるブルーライトを避けるようにしている。ストイックなこの姿勢について、ハーランドは次のように語っている。「やらない理由がないよね? 自分の人生のため、そしてサッカーキャリアのためだ。できる限り、誰にでもできる簡単で小さなことを一つずつ最適化していくことに、何の不都合があるっていうんだい?」。
作家
村上春樹
むらかみ・はるき
1949年生
65歳以上
男性
自然食
野菜と魚が中心、主食は酵素玄米、量は腹七分にとどめる。早朝4時に起き、午前中に執筆。午後からランニングや水泳、趣味の時間。夜は9時に寝る。
真に不健康なものを扱うためには、人はできるだけ健康でなくてはならない。
村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』
長きに渡って文学の世界で活躍を続ける小説家の村上春樹さんは、健康を重視している。村上さんの朝は早い。午前4時に起床し、執筆も午前中のうちに行う。もっと書けそうでも、無理はしない。昼からは、ランニングをしたり泳いだりと運動のほか、軽い昼寝、読書や音楽など趣味の時間を過ごし、夜は9時頃に眠りにつく。こういった生活のルーティンのなかで小説を執筆する。
走り始めたのは専業の小説家になった30代の頃で、心の闇に触れる小説家という職業柄からもエッセイなどで健康の重要性については繰り返し語り、「真に不健康なものを扱うためには、人はできるだけ健康でなくてはならない」というテーゼを大事にしている。
また、小説のなかでしばしば「食事」が重んじられているように、作家自身の日々の食生活もしっかりしている。食事の内容は野菜と魚が中心で、肉もときどきは食べる。主食は酵素玄米で、調味料は自然の素材のものを使う。量は腹七分ほどにとどめ、眠る3時間前からは食べない。酒は飲むものの、量は控えめだという。
漫画家
荒木飛呂彦
あらき・ひろひこ
1960年生
ルーティン
男性
少食・一日一食
食事は野菜中心で、少食とも言われる。また睡眠のような休息や、ジムでのトレーニング、散歩といった運動の習慣など、ルーティンを大切にする。
きっちり、確実に刻んでいきたいんです。
集英社『マンガ脳の鍛えかた』
代表作の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』だけでなく、いつまでも「老けない」というその見た目にも注目が集まることの多い漫画家の荒木飛呂彦さん。食事は、しばしば少食と言われ、朝は自家製の生野菜ジュース、昼は野菜中心の食事、夜は食べないといったほぼ一日一食のスタイルが基本だという話もある。空腹の時間が若返りのスイッチになるという声はあり、「老けない」理由として少食の影響も大きいのかもしれない。
また食事だけにかぎらず、健康への気遣いとして、週休二日で完全に休む日を設ける、規則正しい生活を送り、睡眠時間をしっかりとる(昔のインタビュー本によれば、夜11時に就寝し、朝10時に起きるという)など「休むこと」も大切にし、ストレス管理なども気をつけているようだ。運動も日課で、朝の散歩や、ジムでのトレーニング、プールなどを習慣にしていると言われている。
特にどの習慣が、荒木さんの若さの秘訣に繋がっているかは定かではないが、食事と言い、睡眠と言い、ストレス管理と言い、通して見られる抑制的で健康的な生活スタイルが、長きに渡る第一線での活躍や若々しさの源になっているのかもしれない。
俳優
窪塚洋介
くぼづか・ようすけ
1979年生
自炊派
発酵食
菜食寄り
自らを“窪塚「腸」介”と称するほど腸活について熱心な活動を続ける。自身の食生活も、腸を軸に、「マゴワヤサシイナ」の食材(野菜や発酵食品など)を取り入れる。
腸活は間違いないという感覚があって、だからいろんな人に知ってもらいたい。
Tarzan
腸を整えることに関心が深く、「腸活」の啓蒙に励んでいる俳優の窪塚洋介さん。若い頃は特に気にしていなかったものの、年齢とともに身体の衰えを感じ、なにか健康に対する対策をと考えていた折に、千葉の老舗酒造「寺田本家」の23代目・寺田啓佐氏の本『発酵道』と出会い、発酵や微生物、腸の世界に入っていく。窪塚さんは、この発酵という自然の繊細な世界に触れ、また腸の専門家である藤田紘一郎さんらの本も読んでいくなかで、男女や国、好きな音楽の種類を問わず、腸活は、誰にとっても大切なことなんだ、と確信を深める。
窪塚さんが食生活で大事にしているものの一つは食材。自然農法で作られた豆・ごま・わかめ・野菜・魚・しいたけ・芋・納豆など発酵食品の「マゴワヤサシイナ(孫は優しいな)」の食材を選び、外食の際には、なるべく自然食のお店を選択する。ただ、絶対にこうしないといけない、と自分を縛るとストレスになるので、人付き合いも含めて柔軟に対応しているという。一日はおよそ一食半。朝はヨーグルトやナッツ、ヘンプシード、酵素の入ったジュースなど軽いもの(0.25食)にとどめる。昼は好きなものを食べ、夜もまた軽めに抑える(0.25食)。
食材以外で、窪塚さんが特に大事にしていることとして、「夜眠る3時間前は、身体も心も休めるために食事をしない」ということがある。窪塚さんにとっての腸活の最初も、この「夜遅くは食べない」からスタートしている。意識だけは眠らせ、内臓は働かせている、ということがないように、ちゃんと体も休ませてあげる。こうすると眠りも深く、翌朝の体の軽さや頭のすっきりが全く違ったそうだ。空腹の時間を体に与えることで体内の細胞が若返るという話もあり、窪塚さんはこの「空腹」の時間を大切にしている。
お笑い芸人
明石家さんま
あかしや・さんま
1955年生
65歳以上
男性
発酵食
病気知らずで、健康診断を受けないことでも有名。食生活は内容よりも量に特徴があり、腹八分どころか六分。満腹と言ったことがない、と語る。
人生で“ああ、満腹や”って言ったことない。“お腹いっぱい、動けない”とか言ったことない。その前に止めんねん。
スポニチ
芸人界のレジェンドで、いつまでも元気にフル稼働な明石家さんまさん。元気の源として考えられるのが、普段の食事。食事といっても内容以上に量についての意識が高く、少食を心がけている。腹八分、ときには六分ほどでやめるという。これまで満腹だと言ったことがないそうで、眠くなって思考が鈍り、動きにくくなるから、というのが、満腹まで食べない理由だと後輩芸人に語っている。
食生活でよく口にするものとしては、赤ワイン、発酵食品、いわしを挙げている。また、さんまさんは病気知らずの健康体で、そもそも病院には行かない、あるいは健康診断を受けないことでも知られる。さんまさんの病院に行かない、健康診断を受けない、という考え方については、医師の和田秀樹さんも以前YouTubeで取り上げ、決して悪いことではなく、「さんまさんはこれを続けてほしい」と指摘している(『ヒデキとモリヨのお悩み相談「明石家さんまさんの健康法」』)。
精神面においてポジティブさを維持する秘訣としては、自分自身に期待しない、ということを挙げている。自分を過大評価しない。過大評価するから、「自分はもっとできたはず」とそのギャップに落ち込んでしまうのであって、自分はこんなものだと思っていたら、自分にとっては今日できたことが全て、とあるがままを受け入れられる。さんまさんのイメージからすると、腹六分の食事だったり、過大評価しないというのは、ちょっと意外にも映る。しかし、この姿勢が、長年の活躍を生んでいるのかもしれない。


