女優
石田ゆり子
いしだ・ゆりこ
1969年生
女性
自炊派
発酵食
食生活においては、食べすぎないことや旬の新鮮な食材を選ぶこと。運動では体幹を鍛えるようなトレーニングを行っている。
運動をすること、きちんと眠ること、あとは正しい栄養を取るために、おいしいものを頂く。結局この3本柱に返ってきます。
billboard JAPAN
女優の石田ゆり子さんは、日々の何気ないシーンや運動(地味トレ)、ファッションなどを載せたインスタグラムでも人気で、睡眠と運動、そして栄養が大事だと書いている。「運動は全てを良い方向に連れて行ってくれます。体と心は繋がっていますから」とキャプションにも書いているように、トレーニングは週2回、バランスボールを使うなど、地味ながら体幹に効くトレーニングを実践している。もともと10代の頃に水泳を行っていたこともあり、基本的な筋肉はあるそうで、インスタの動画で披露しているストレッチによる体の柔らかさやバランス力にも驚きの声も挙がっている。長年ピラティスも行っていたようだ。
食生活においても石田さんは細やかな点を大切にしている。まずは、食べすぎないこと、夜寝る前に食べないことなどを挙げている。それから、 朝起きてすぐは白湯や水で体を慣らす。食べる順番も、お米など糖質を取る前に、ちゃんとした鮮度のある生野菜からゆっくりよく噛んで食べるようにする。野菜の味付けは、塩とレモンとオリーブオイル。食材選びについても、鮮度を重視する。こういった食生活における小さなこだわりを持っているという。また、野菜たっぷりの味噌汁など発酵食品を摂ったり、大豆食品を大事にしていると過去にインタビューで触れている。
こんな風に運動や食に関して気遣っている石田さんは、健康について次のようにシンプルな考えを語っている。「ストレスをためないこと。そのために、まずは運動をすること、きちんと眠ること、あとは正しい栄養を取るために、おいしいものを頂く。結局この3本柱に返ってきます」美容と健康は切っても切り離せない、とも過去に話している。
また、普段、ストレス発散やリラックスも兼ねてか、季節の変化を感じることのできる道を散歩し、ひとりの時間では、大きな木の下に行きたくなるという。「昔から自然の中で過ごすのが好きですね。花や実を眺めるのも楽しいですが、心が疲れたときは、無性に大きい木に会いたくなります。」と語るように、決してストイックに行っているような雰囲気は感じさせず自然体という点も人気の理由と言えるかもしれない。
料理研究家
土井善晴
どい・よしはる
1957年生
65歳以上
男性
少食・一日一食
一汁一菜でよい。ご飯と、具沢山の味噌汁でじゅうぶん。一日二食でもじゅうぶん。肩肘張らずに、季節のものをいただく。
考えることはいりません。日常の食事を一汁一菜と決めてしまえば、食事作りのストレスはなくなります。
KOKOCARA
料理をしたい。でも、いざ作ろうとすると、献立を考え、材料をそろえ、いくつもの工程をこなさなければならない。面倒だし、疲れる。そう思うだけで、もう手が止まってしまう。そんな人に向けて、料理研究家の土井善晴さんが提案するのが「一汁一菜」だ。日本人が昔から大切にしてきた、食の基本の形である。
一汁一菜とは、ご飯、味噌汁、漬物。ただし、この型にこだわりすぎる必要はない、と土井さんは言う。それも大変なら、ご飯と、具だくさんの味噌汁さえあればいい。「考えることはいりません。日常の食事を一汁一菜と決めてしまえば、食事作りのストレスはなくなります。」一汁一菜では栄養が足りないのではないか、と心配になるかもしれない。でも、土井さんは、日本人はずっとこの食事を続けてきたのだから、それで元気に健康でいられるはずだ、と語る。また、必ずしもご飯と決めつける必要はなく、パンでも麺でもかまわない。大事なのは毎回献立を考え直すことではなく、ひとまず日々の食事は一汁一菜という「型」を一つ決めてしまうこと。
それでは、土井さん自身は日々どんな食生活を送っているのだろうか。土井さんのSNSに並ぶのは、旬の素材をそのまま活かした、驚くほど簡素な一品。熱湯で溶いた味噌汁に梅干しを落としただけの梅干し味噌汁(「うめぼしみそしる ねっとうでとくだけ 元気でます」)。夏には、切っただけのすいか(「これはとてもおいしいすいか」)。手が込んでいるわけではないのに、どれも不思議と食べたくなる。また、食事の量も、若いうちならまだしも、自分の年齢になったら一日二食でじゅうぶん、と土井さんは語る。「一日三食、一汁三菜は、戦後、暮らしが豊かになるまで庶民はしていません。」「一日二食でじゅうぶんです。それこそ一食にしっかりしたおかずがあれば、もう一食は、冷ご飯に梅干しとお味噌汁でいいわ、と、そんな感じ。」
我慢や節約の話ではなく、毎日の食事から「考える負担」を取り除き、かつ自然との結びつきや健康的な食生活を無理なく維持し続ける一つの型として、土井さんは「一汁一菜でよい」と提案する。
タレント
片岡鶴太郎
かたおか・つるたろう
1954年生
ルーティン
65歳以上
男性
50代の頃に出会ったヨガを取り入れながら、食生活や日々の習慣を自分に合った形に整えていった。食事は早朝の一日一食、時間をかけて食べる。
全部“体の声”を聞いて、“いらない”と言うものに関しては排除していくという…。だから、ストイックにやめたものは何もないですね。
日刊スポーツ
午後5時には就寝し、夜11時には一日が始まるなど、ヨガを取り入れた驚きの摂生生活で知られるタレント・芸人・俳優とマルチに活躍する片岡鶴太郎さん。こういった生活を始める以前は、お酒も飲み、直情的でもあったものの、57歳の頃、哲学や人生の礎となる重たいものを探していた鶴太郎さんは、ヨガに出会う。このヨガとの出会いによって、精神面における考え方についての変化があったという。「ヨガは古代インド哲学に基づいている。実際に接してその深さや人類の英知に触れた気がして震えるほど感動しました。宇宙の原理であり、自然崇拝。ひと言では言えないほど深いものです。よくヨガのポーズをやっている姿を見かけますが、大切なのは肉体的なことよりも精神的なことです。」と鶴太郎さんは語る。
鶴太郎さんの食事は、一日一食。夜11時に起きたあと、朝5時までヨガをし、朝5時半から、じっくり大切に2時間半かけて食べ、その後に仕事、というスケジュール。ある朝ごはんのメニューは、玄米、野菜の味噌汁、玉ねぎの酢漬け、なめ茸、自家製アボガドとひよこ豆のサラダ、黒豆、人参ときゅうりの漬物、甘酒シナモン、たっぷりの季節のフルーツ。一日一食ということもあり、玄米菜食でありながらも種類が豊かで、この朝食を、旬の果物から、豆類、野菜の料理と、順番も大切にしながら丁寧に食していく。朝食以降、間食も一切なし。飲み物は白湯のみ。
肉や魚は、普段は摂っていないものの、外食や食べたいときには食べているという。ただ、ドラマの台詞覚えなど、頭を使う仕事の際は、いっそう消化にエネルギーを持っていかれることを避けるためにも精進料理のようなものが中心になるそうだ。お酒については自然に飲めなくなったという。この食生活も、体の声を聞きながら判断していったので、無理やりストイックに行なっているという感覚はなく、寝る前にはお腹も空いているものの、その空腹感が心地いいと語っている。
歌手
郷ひろみ
ごう・ひろみ
1955年生
65歳以上
男性
少食・一日一食
夜遅くは食べない。よく噛んで腹六分、七分でやめる。運動は、続けることが大事だと語る。
「こんなに軽くていいの?」というくらいでも、続けていけば力になるんです。
週刊女性
年齢は一つの目安でしかない、と語り、体の動きや、見た目に関していつまでも若いことでも注目を集める歌手の郷ひろみさん。
好き嫌いなく魚も肉も野菜も食べるが、量は抑える。よく噛んで、腹六分から七分程度。量より質にこだわり、噛む回数は30回以上を守っている。朝ごはんは軽く、また夜遅くには食べないことを心がけている。理想としては、夕方5時くらいには食べ始め、トレーニングなどがあって遅くなっても7時から8時くらいまでには食事を終える。コンサートが終わった後も、何も食べないという。飲酒ももうずいぶん前にやめている。
腹六、七分程度の少食であったり、夜遅くに食べないといったことに加え、「よく眠る」ということも大事にしている。試行錯誤の結果、夜10時には眠り、朝6時に起きると調子がいいという。この「食事は遅くにせず、早い時間に眠る」ということが、長く活躍するための若さの秘訣だと郷さん自身も過去にインタビューで触れている。
運動は週に3回、ジムでのトレーニングを行なっている。運動の習慣については、「郷ひろみ」を維持するために、ということでもなく、単純に体を動かすことが好きだからという理由のようで、ゴルフに行くときもカートを使わず歩くという。運動は、続けることが大事で、こんなに軽くていいのか、というくらい目標値を下げておくといいと語っている。「続けるのってむずかしいですよね。だから、続けるためには最初から目標設定を下げておくことです。最初は誰でも「よしやるぞ」って情熱があるけど、その情熱が冷めていくのは当たり前で、その冷めたところを最初から目標設定にしておく。「こんなに軽くていいの?」というくらいでも、続けていけば力になるんです。」
郷さんの公式インスタでは、ボクトレという短い時間でできるトレーニングも発信している。
俳優
中谷美紀
なかたに・みき
1976年生
女性
低糖質
疲れやすかったり、急激な眠気に襲われたり、肌荒れがひどかったりという不定愁訴に、糖質制限食を取り入れた食生活を2010年から実践。
ときには自分の体を実験台にしつつ、失敗を重ねながら、試行錯誤を繰り返してきました。
大人のおしゃれ手帖
女優の中谷美紀さんは、かつては魚介や卵をときおり摂る程度で野菜を中心にしたベジタリアンに近い食生活を送っていた。しかし、その食生活が健康的だと思っていたものの、体力が落ち、肌荒れも続いたという。引退も考えるほどの体やメンタル面の不調に悩み、栄養療法の専門医に相談すると、栄養に関する血液検査の結果、炭水化物の摂り過ぎや様々な栄養素の不足、肉を食べていないことなど、まるで中谷さんの食生活を見ているかのように的確な指摘。当時、空腹を紛らわせようとうどんや白米、パスタなど多量の炭水化物を摂っていたそうだ。
偏頭痛やニキビ、割れやすい爪など、不定愁訴の原因として食事面からの指導を受けた中谷さんは、好物だった炭水化物を減らし、黒糖やきび砂糖、はちみつを含む糖質類、白米や精製された小麦粉を控え、玄米、全粒粉、そばなどに切り替えた。最初の1ヶ月こそ糖質依存で大変だったものの、疲れやすかった体や急激な眠気、偏頭痛、肌荒れ、不安定さ、花粉症などの不調も落ち着いていったという。
糖質を控えると、空腹が訪れるので、その場合は、生のアーモンドやくるみ、松の実、マカダミアナッツなどを朝食として代わりに食べるようにする。また、不足している栄養素はサプリメントで補ってもいるようだ。体調管理をいっそうしっかり行うにあたって玄米なども制限するほど糖質制限が必要になった際は、そのぶんお肉料理を食べるなど自分の体の声と相談しながら食生活を工夫している。いずれにせよ、中谷さんにとっての体調管理の根幹には、2010年から続けている糖質制限があるようだ。
その他、美容法において中谷さんが大事にしているのは「水」。体にとって大切なカルシウムとマグネシウムは水から摂ることを心がけ、そのためにも毎日水は2リットル飲むそうで、10代の頃から愛飲しているミネラルウォーターにエビアンを挙げている。



