スポーツ選手・表現者の食生活から学ぶ

実践者から学ぶために、それぞれの分野のトップで活躍するスポーツ選手・表現者の食生活に関する情報・名言をまとめた“ノート”です。

お笑い芸人と健康

スポーツ選手が自らの実力を少しでも発揮できるように、あるいは女優が美容面や体力勝負の現場において力を出せるように、健康意識も高い、というのはある意味で自然なことだ。一方で、ややもすると深夜まで飲み明かすなど不摂生な印象の強いお笑い芸人の世界も、昨今とても健康意識が高い業界の一つになっている。

たとえば芸人がトレーナーを務めるクリスタルジムを発案し、筋トレに励んでいるマヂカルラブリーの野田クリスタルさんも、「“芸人は不健康”な時代は終わった。」と語っている。野田さんは、筋トレのなかでも特にスクワットの大事さを繰り返し説き、また、ボディビルダーを目指すのでもないかぎり、極端な食生活ではなく、「一汁三菜の定食みたいな健康的な食事をして正しい筋トレをすれば誰でも筋肉はつく。それが僕の持論です。」と話す。

また、かまいたちのYouTubeでは、以前、楽屋での芸人同士の話題として、健康の話や腸活の話が多いと言っていた。ダイアンの津田さんは、話題になっている無数の突起がついた指圧マット「シャクティマット」を寝る前に使っていると明かし、痛いものの、「(体が)ぬくぬくになって、血行が良くなって、めっちゃ寝やすくなるんですよ。ツボ押しみたいな感じで」と熱弁している。シャクティマットは、劇団ひとりさんやおぎやはぎの小木さんなど様々な芸人が使っている。

家庭環境によって子供の頃から玄米菜食などマクロビのような食生活だった小籔さんも、健康意識が高いことで知られる芸人の一人で、『小籔ヘルシー教』と銘打ったオンラインサロンも行っている。

なぜ、芸人はこれほど健康意識が高くなっているのだろう。

もともと芸人は不摂生なイメージがあるものの、とは言え、「ビッグ3」と呼ばれ、長く活躍を続けている、明石家さんまさんやタモリさん、ビートたけしさんも、腹六分くらいを心がけていたり、一日一食半だったりと、それぞれ少食なことで知られる。あるいは、小籔さんが、後輩芸人などに健康や食事の大切さについて語っているのかもしれない。

こういった先輩芸人の影響もきっとあるのだろうし、また、そもそも芸人も過酷なロケや長時間の収録など体力勝負な上に、トークの際も、頭の回転が求められる。頭がぼうっとしていたり、眠気があったり、疲れやすい、というのではついていけないことを考えると、自ずと健康への意識が高まっていくものなのかもしれない。

出典

  1. GOETHE 「極端な食生活はNG」野田クリスタルの“緩やかなタンパク質生活”とは(2025/2/5) goetheweb.jp
  2. Shirabee ダイアン津田「めっちゃ寝られる」 寝る前10分の“エグい痛み”にハマる「シャクティマット」(2026/4/3) sirabee.com
  3. 東洋経済 活躍する人たちが「1日1食」を選ぶ深いワケ タモリ、ビートたけしも実践(2016/6/15) toyokeizai.net