グルテンフリーとアスリート
食生活において小麦などグルテンを抜く、「グルテンフリー」を実践するアスリートも少なくありません。
欧米のアスリートのうち約4割がグルテンフリーを実践し、多くの選手が腹部膨満や下痢、 疲労といった症状に効果があったと回答する調査もあるほどです。
食事管理の結果が、パフォーマンスや成績の向上に現れるなど、身体への感受性が高く、シビアに数字の求められるアスリートだからこそ、新しい方法も積極的に取り入れながら体感も含めて判断できるのでしょう。
それでは、いったいどんなアスリートがグルテンフリーを行っているのでしょうか。
ノバク・ジョコビッチ(テニス選手)
グルテンフリーの代表的なアスリートと言えば、グルテンフリーに関する本も出しているテニスプレイヤーのジョコビッチ選手が挙げられます。
ジョコビッチ選手は、体調面で試合中に倒れることもあるなど問題を抱えていた頃に、二週間の厳格なグルテンフリーの食事管理を実践します。
その効果は抜群で、睡眠の質、頭がすっきりし、集中力が高まる、体の軽さなど身体へのよい効果を実感。グルテンフリーを本格的に取り入れて以降、次々と偉業を達成し、世界一の選手になります。
ちなみに、ジョコビッチ選手の食事は、野菜、豆類、白身肉、魚、果物、ナッツ類、種実類、ひよこ豆、レンズ豆、ヘルシーなオイルを中心にしているようです。
大谷翔平(野球選手)
メジャーリーガーの大谷翔平選手も、食事法の一環としてグルテンフリーを取り入れていることで知られています。
大谷選手は、米とタンパク質を中心に、お肉、お魚、ホタテなどの魚介類などが、食生活の中心になっているようです。
三苫薫(サッカー選手)
グルテンフリーの他、オーガニックな食材など食事の質を大切にしているアスリートとして、サッカーの三苫薫選手がいます。
三苫選手は、川崎フロンターレの寮に住んでいた頃から、自分で有機野菜などオーガニックの食材を買ってきたりグルテンフリーを実践していたと、寮母の田中さんは語っています。
とにかく、「体にいいもの」を摂ることを優先していたようです。
サッカー日本代表の専属シェフである西さんも、次のように話しています。
三苫さんは、試合前の日は、グルテンフリーのそばを200グラム持ってきて、これ、半分は朝食に出してください。残りは試合前の軽食、普通はうどんなんですけど、そこで出してくださいって言ってました。吉田麻也さんとか、他にもグルテンフリーの人は多いです。
三苫選手だけでなく吉田麻也選手もグルテンフリーを行っているそうで、吉田選手の場合は、牛乳を取らないカゼインフリーも実践しているようです。
戸崎圭太(騎手)
日本を代表する競馬の騎手である戸崎圭太騎手も、グルテンフリーを取り入れているアスリートの一人です。
じんましんや体調不良がきっかけで、腸内環境を整えるためにグルテンフリーをトレーナーから勧められ、実践したという戸崎騎手。
それまではほとんど食生活にこだわりがなかったものの、特に最初の二年はグルテンフリーを厳密に行なったようです。
そんな日々の食事管理の結果、苦手だった夏の活躍も目覚ましく、本人も、疲れにくくなったり、日中の眠気がなくなり、頭がすっきりするようになったと語っています。
食事の重要性
他にも、グルテンフリーではありませんが、サッカーのメッシ選手も、一時試合中の吐き気などに悩まされていたものの、オーガニックな食材のほか、砂糖を避ける、小麦は全粒粉に変えるなど、食生活を根本から変えたことで、体調不良が改善されたと言います。
食生活の「中身」が、アスリートのパフォーマンスに相当な影響を与えることが伺えます。
グルテンフリーは、いきなり何年も続けようと思うと挫折してしまうので、まずは、一週間でも、二、三日でも、厳格に実践してみると、体調の変化によってどうなるか分かり易く判断できるでしょう。
花粉症がグルテンフリーによる腸内環境の改善によって症状が出なくなったという話もあるので、アスリートだけでなく、日常の疲労感などで悩んでいる人も試してみるといいかもしれません。
参考 :【アスリートの食生活を探る】ノバク・ジョコビッチ、人生とキャリアを変えたグルテンフリー生活、大谷翔平選手は何故グルテンフリーを取り入れたのか?グルテンフリーを実践している有名人・芸能人、三笘はオーガニック男子 自ら有機野菜購入し調理お願い 小麦製品を除く「グルテンフリー」も徹底、サッカー日本代表の専属シェフ直伝! 選手に人気No.1「代表ハンバーグ」の作り方
