五木寛之 洗髪の頻度は少なめ、髪を洗わない習慣
作家の五木寛之さん(1932年生まれ、福岡県出身)は、90歳とだいぶ高齢になるまで髪がふさふさのままだったことで有名ですが、その秘訣として、過去にエッセイで「髪を滅多に洗わない」ということを挙げています。
それは五木さん自身が実際に若い頃海外の様子を見てきたなかで得た知見のようです。
インドや東南アジア、モンゴルやチベット、ネパールなど、髪を洗う習慣を持たない人も多く、生涯に一度も洗ったことがない人もいるものの、その習慣にもかかわらず、そういった人たちの毛髪はしっかりし、禿げ頭の人がほとんどいなかったと言います。
そんな五木さんの髪を洗う頻度は二ヶ月に一回だそうです。
新人作家のころは年に二回ほど、年をとるとともに春夏秋冬の四回洗うようになりました。最近は加齢臭などといういやな言葉が出てきたせいもあり、二ヶ月に一回くらいの割合で洗髪しています。
出典 : 五木寛之『なるだけ医者に頼らず生きるために―私が実践している100の習慣』
毎日洗うべきだということが常識になっている現代の日本の感覚だと、この頻度は相当少ないように感じます。
ただ、二ヶ月に一回とまではいかなくても、そもそも日本でも昔は髪を洗う頻度が少なく、江戸時代では高頻度な江戸の女性でも月に一、二回ほど、1980年代でも週に二、三回ほどだったようです。
実際、洗えば洗うほどいいというものでもなく、洗い過ぎによってむしろ逆効果をもたらすという専門家の話もあり、過度な「清潔志向」は問題視されています。
五木寛之さんだけでなく、「洗いすぎ」をやめたことで髪にメリットがあったという声はあり、たとえばシャンプーを使わずお湯だけで洗う「湯シャン」にしたら、髪が増えたという自身の体験談を語っている方もいます。
髪、ほんとに増えました! 1本1本の毛が太くなり髪にハリコシが出てきたんですよ。以前は髪の分け目付近が薄くなり髪がペチャンコになっていましたが、今はトップの髪が増えボリュームが出てきたので、ワックスをつけなくてもヘアアイロンでトップを巻かなくても髪が自然と立ち上がってくれます。
この女性は、モデルの友人がシャンプーをやめたら髪が元気になり生えてきたと話していたことから、自身もブラッシングのあとぬるま湯のシャワーで数分流すだけにしたそうです。
タレントの鈴木蘭々さんも、シャンプーを使わずに湯シャンにしたら抜け毛が減ったとブログで報告しています。
この日、鈴木は「私は毎日シャンプーを使いません」と告白。「夏場汗をかく季節等は3日か4日で1回シャンプーを使ったりする時もありますが基本、湯シャン派なんです」と明かし、「湯シャンとはお湯だけで髪の毛を洗う事を言います」と説明した。
その他、お笑い芸人のタモリさんも、いわゆる「タモリ式入浴法」と呼ばれる、シャンプーや石鹸を使わず、お風呂に入るだけであえて洗わない方法を採用していることで知られています。
同じく芸人のおぎやはぎの矢作さんも、ワックスなど整髪料を落とすために洗う程度で、使っていなければ特に洗わないそうです。
洗髪の頻度はそれぞれにしても、シャンプーを使わないことも含め、足すのではなく引く発想で、「洗いすぎない」ことによって髪や肌の健康も守られる面があるのかもしれません。
出典 : シャンプーをやめたら、髪が増えました!、鈴木蘭々、約2か月“湯シャン”を続けた結果「明らかに抜け毛が減っている」、シャンプー止めてフサフサに? 五木寛之、洗髪は「2ヶ月に1回」
