身体

窪塚洋介 腸活の方法と食生活

窪塚洋介  腸活の方法と食生活

身体の不調や心の問題とも密接に関わっているとして腸内環境が注目を浴び、腸を整える活動=「腸活」も雑誌や本などで取り上げられ、認知度を高めています。

その腸活を広めるメッセンジャーになることが自分の役割だと語っているのが、俳優の窪塚洋介さん(1979年生まれ、神奈川県出身)です。

発酵との出会い

窪塚さんは、2020年に出会った、千葉で300年以上続く酒造「寺田本家」の23代目である寺田啓佐氏の本『発酵道』をきっかけに、発酵や微生物、腸の世界に入っていきます。

それまでは腸活も全くせず、子供の頃からお菓子三昧。しかし、年齢とともに、夜お酒と一緒に焼肉やラーメンとなると翌朝身体が重くなる、といったことがあり、何か健康に対する対策を─ と考えていたときに、この「腸活」と出会います。

窪塚さんが感銘を受けた寺田本家のホームページには、次のように記載があります。

寺田本家が自然に学ぶ酒造りを目指したのは、先代23代目寺田啓佐の病がきっかけでした。

25歳で婿入りした寺田啓佐は生産性や効率重視、原価を下げて利益を得ようとしますが、何をやってもうまく行かず日本酒離れも進む中、経営も危うくなり、ついには病に倒れます。病床で眠れない夜を過ごすうち、ふと「発酵すると腐らない」ことに気づかされます。

発酵するといつも変化し続けます。そのバランスが崩れると腐敗に向かう。

自らの行動はすべて調和を乱し、蔵の菌のバランスを崩し、会社も自分も腐らせてしまったのだと。この気づきから本物の酒「百薬の長たる酒」、原点回帰の酒造りが始まりました。

以来30年ほど、ひたむきに発酵とは何か、自然酒とは何かを追い求め、微生物とともに歩き続けてまいりました。

出典 : 寺田本家「発酵道」

窪塚さんは、この発酵という自然の繊細な世界に触れ、また腸の専門家である藤田紘一郎さんらの本も読んでいくなかで、男女や国、好きな音楽の種類を問わず、腸活は、誰にとっても大切なことなんだ、と確信します。

食材は自然農法のマゴワヤサシイナ

そんな窪塚さんが食生活で大事にしているものの一つは食材です。

自然農法で作られた「マゴワヤサシイナ(孫は優しいな)」の食材を選び、外食の際には、なるべく自然食のお店を選択します。

マ:豆類
ゴ:ゴマなどの種実類
ワ:わかめなどの海藻類
ヤ:野菜
サ:さかな(小型の魚)
シ:しいたけなどのキノコ類
イ:イモ類
ナ:納豆など発酵食品

ただ、ついつい自然食というとストイックにやり過ぎてしまうかもしれませんが、「絶対にこうしてはいけない」といった形で自分を縛り、ストレスになってもいけないという考えから、人付き合いの際も含め柔軟に対応しながら、自分の食生活や健康を維持しているようです。

一歩目は、寝る前3時間は食べない

食材以外で、窪塚さんが特に大事にしていることとして、「夜眠る3時間前は、身体も心も休めるために食事をしない」ということがあります。

窪塚さんにとっての腸活の最初も、この「夜は食べない」からスタートします。

意識だけは眠らせ、内臓は働かせている、ということがないように、ちゃんと体も休ませてあげる。こうすると眠りも深く、翌朝の体の軽さや頭のすっきりが全く違ったそうです。

空腹の時間を体に与えることで体内の細胞が若返るという話もあり、窪塚さんはこの「空腹」の時間を大切にしています

窪塚さんは、お笑い芸人の千原ジュニアさんとの対談の際にも腸活について語り、断食に関して質問を受けたときも、準備食に3日、回復食に3日の計9日間の断食をときどき行うと語っています。

タバコとお酒はやめない

タバコとお酒に関しては、特にやめないようにしていると言い、この辺りも、ストレスとの兼ね合いということでしょう。

お酒は結構飲むものの、その代わり、たとえば自然派のワインや寺田本家の日本酒などを飲み、こういったお酒だと二日酔いにもならないと言います。

また、タバコもオーガニックのものを選ぶなど、健康は気遣いつつも、ストレスをため込まない、ということを心がけています。

朝のルーティン

朝のルーティンもあり、家族と住んでいる家にいるときは、手作りのスムージーを飲んだあと、神棚に新しい水をあげ、シンギングボールを打ち鳴らし、祝詞をあげる。

これは窪塚さんなりの浄化の儀式のようなもので、もう長らく行なっているようです。

こういった腸活や食生活の変化によって、窪塚さんは深酒しても翌日残りづらくなり、体力面においても精神面においても力がつき、肌が綺麗になったということも言われるようになるなど、多くの効果をもたらします。

昔はすぐにイライラしたり、腹が立つと怒鳴ってしまうようなこともあったと言う窪塚さん。しかし、体に気を遣うようになってからは心も穏やかになったそうです。

体や腸への労りが、心身の落ち着きにも繋がっていったのでしょう。

窪塚さんにとって「バランスとストレス」が長生きのキーワードと語るように、身体の不思議や静けさも大事にし、食生活もきっちりしつつ、お酒も飲んだりと遊びも大事にするなど、肩肘張り過ぎない健康法です。

参考 :  窪塚洋介「お酒もタバコも我慢しない!」『超健康法』8つのルール窪塚洋介×千原ジュニア特別対談!【ドラマIWGP、映画沈黙の裏話〜腸活のススメ】